先日、新百合ヶ丘にあるチーズケーキを味わえるカフェである「ウールーズ(HEUREUSE)」さんに行ってきました。
このお店は、現在知られているレアチーズケーキ、ベイクドチーズケーキそして専門店もあるバスクチーズケーキといったもの以外に、チョコレートを使ったチーズケーキや最近出始めたテリーヌチーズケーキが食べられるのが特徴となっています。
今回は、実際にお店で提供されている全てのチーズケーキをいただいてきましたので、それらについて取り上げていきます。
「ウールーズ(HEUREUSE)」さんのチーズケーキ
チーズにこだわり、素材にこだわりいつも美味しいチーズケーキを提供しております。すべて自家製です。
定番と季節限定、思いつきでたまたま作る限定のチーズケーキを各種ご提供しております。
これからいただいた順にチーズケーキを紹介していきます。
お店の方によるとこの順番に食べるとチーズの味わいを堪能できるそうです。
また、レアチーズやベイクドチーズ、フロマージュなどの定義についてもそれぞれのところで、記載していますので、どういったものや方法でつくられたものが、このチーズケーキになるのかがわかると思います。
ニューヨークチーズケーキ 特別提供
ナッツを使ったクッキー生地を土台に、チーズクリームをのせ、ベリーソースがそえられています。
以前は販売?されていたようで、カットは、550円(税込)。ホールは1,800円(税込)です。
・ニューヨークチーズケーキを食べての感想
クリームチーズは、なめらかで口の中でとろける感じではなく、バターに近いもの。
それで、酸味がしっかりと効いているので、チーズケーキを何種類か食べるときに最初に食べるのにふさわしいですね。
クッキーを砕いた土台はしっとりとして、クリームチーズの酸味を邪魔しない程度の甘さがありました。
ニューヨークチーズケーキとは?
焼き上げて作るということから、ベイクドチーズケーキの一種とされています。
しかし、お店などでは別々で販売されていることが多いです。
何故なのでしょうか?
それは、製法の違いによるものです。
ベイクドチーズケーキ →オーブンで、焼き色がきつね色になるまでしっかりと焼き上げる。
ニューヨークチーズケーキ →「湯煎焼き」で、蒸すようにじっくりと加熱する。
『焼き上げる』と『加熱する』の違いということですね。
土台について追記すると、ニューヨークチーズケーキは、クッキーやグラハムクッキーを使用していて、こちらのお店のニューヨークチーズケーキもクッキーを土台としています。
レアチーズケーキ(ルビー) 600円(税込)
人気のルビーチョコレートを贅沢に使ったレアチーズケーキ。
ほんのりピンクで可愛らしく仕上げました。フロマージュブランベースでチョコと桜がかすかに香ります。(メニューより)
お値段はカットだと、600円(税込)。ホールは、2,400円(税込)です。
・レアチーズケーキ(ルビー)を食べての感想
レアチーズ部分は、レア特有の口の中にいれると、自然にすぐ溶け始める感じではないです。
どちらかというと、舌で溶かすような感じですね。
こちらは、ニューヨークチーズケーキとは違って、チーズの酸味よりは甘みの方が強かったです。
ルビーチョコレートを使ってるためか、味は飲むヨーグルトの苺味に似ていました。
チーズケーキとルビーチョコレートという組み合わせは今回、初めて食べたので、すごい新鮮でした。
ベイクドチーズケーキ 550円(税込)
当店人気No.1のしっとり柔らかめのベイクドチーズケーキ。
北海道クリームチーズベースにたっぷりのサワークリーム。
ギリシャヨーグルトで甘くてコクのある焼くというより蒸した感じのケーキです。
香りはほんのり桜っぽい。(メニューより)
お値段はカットで、550円(税込)。ホールは2,400円(税込)です。
・ベイクドチーズケーキを食べての感想
ベイクドなので、表面はかためで、ここチーズの風味を感じることができます。
中心に向かうほど、次第に柔らかになっていて、ギリシャヨーグルトやサワークリームの酸味により、これまで食べたチーズケーキの中で最も酸味が強かったです。
桜リキュールの風味がアクセントになっているのが特徴。
また、ニューヨークチーズケーキと違って、土台にクッキー生地を用いていないので、もろにチーズを感じることができます。
ベイクドチーズケーキとは?
クリームチーズに小麦粉といったものを混ぜ、先ほど書いたように、オーブンできつね色までしっかりと焼き上げたものになります。
特徴としては、焼き上げているため、食べ応えとチーズの味わいの両方を味わえることです。
ショコラフロマージュブラン 550円(税込)
ホワイトチョコのチーズケーキ。
チーズを脇役にしたチョコがセンターを張るチーズケーキです。
前に出すぎないようマスカルポーネがベースになっており、チーズの塩っけをなるべく抑えています。
ほんのりバニラ風味。(メニューより)
お値段は、カットは、550円(税込)。ホールは、2,400円(税込)です。
・ショコラフロマージュブランを食べての感想
食感としては、ベイクドチーズケーキほどではないですが、しっかりとしたもので、プロセスチーズに似ていました。
チーズ感は抑え目で、外側はホワイトチョコレートの甘みなどが強く、中にいくほどマスカルポーネ感が大きくなっていくようで、燻製したチーズの風味に近く、結構クセのある味ですね。
こちらも土台がなく、最初から最後までチーズを堪能できます。
テリーヌチーズケーキ 600円(税込)
テリーヌというよりペーストに近い食感です。
1番柔らかいとされるクリームチーズベースにカマンベール、それらをフロマージュブランで整えています。
甘いと塩っぽいと酸っぱいがお口いっぱいに広がる当店自慢のチーズケーキです。
香りはオレンジっぽい柑橘系です。(メニューより)
お値段はカットですと、600円(税込)。ホールは、2,800円(税込)です。
・テリーヌチーズケーキを食べての感想
ケーキをよく見てみると2層に分かれていて、それぞれ固めと柔らかい部分があるのが分かります。
固い部分はチーズの風味が強く、レアチーズに近く、また塩味がありました。
一方、中心部はなめらかで、最初にチーズ、あとからオレンジの爽やかな酸味がきました。
チーズの塩味の強さが目立っているチーズケーキだと感じました。
テリーヌチーズケーキとは?
材料に小麦粉を用いていない、『グルテンフリー』のチーズケーキで、テリーヌというフランス料理をつくるときに使う陶製の容器を使って焼いたものをテリーヌチーズケーキといいます。
バスクチーズケーキに次ぐ、新しいチーズケーキとして最近話題になっていて、お店がオープンしています。
バスクチーズケーキ 600円(税込)
人気のバスクチーズケーキをウールーズ風にアレンジ。
高温短時間で一気に焼き上げ外を焦げる手前、中はスプーンですくえる程しっとりになっています。
小麦粉を使わず2種類のクリームチーズと生クリームでほぼ出来ています。
バニラの香り。(メニューより)
お値段はカットは、600円(税込)。ホールは、1,800円(税込)です。
・バスクチーズケーキを食べての感想
完全に焼き上げられて中まで、固まっているのではなく、余熱で中心にまで火を通しているような食感になっていました。
味わいについてはまず、表面の真っ黒になっている部分かた少しの苦みがあり、これが引き立ての役割となっています。
これとグルテンフリーを合わせ、これまで食べたチーズケーキと違うチーズのコク深さを感じられます。
塩気はなく、どの部分を食べてもチーズを味わうことができ、苦みが大きな特徴でしたね。
バスクチーズケーキとは?
高温、短時間で焼き上げる、ベイクドチーズケーキの一種とされています。
このような条件でつくるので、表面が真っ黒になるのですね。
このようなチーズケーキを出していたのが、スペインの美食の街である「サンセバスチャンン」の「ラ・ヴィーニャ(La Vina)」というバルで、街のある『バスク地方』から名前がとられています。
バスクチーズケーキをいただける主なお店については、白金の「ガスタ(GAZTA)」さん、広尾の「ベルツ(BELTZ)」さん、有楽町の「6th by ORIENTAL HOTEL」さんなどです。
「ガスタ(GAZTA)」さん、「ベルツ(BELTZ)」さんではオンラインで購入可能です。
レアチーズケーキ 500円(税込)
しっとりなめらかふわふわの焼かないチーズケーキ。
クリームチーズとマスカルポーネ、生クリームをたっぷり使いしっとりなのにふわふわま食感です。
バニラの香り。(メニューより)
お値段は、カットは500円(税込)。ホールは、1,800円(税込)です。
・レアチーズケーキを食べての感想
甘みやチーズ由来の塩味はなく、クリームチーズの旨味が主役になっていて、少しヨーグルトの味が感じられました。
それら全てが、ベイクドチーズケーキやバスクチーズケーキなどのように口の中で、長時間の残るのではなく、後味がすっきりとして、締めにピッタリだと感じました。
それで店員さんから提供されたときに、レアチーズケーキは一番最後に食べてくださいとおっしゃられていたのも納得です。
このことから、レアチーズケーキは『最後に食べる』のをオススメします。
レアチーズケーキとは?
ベイクドチーズケーキなどと違い、『焼かない』ことが特徴で、クリームチーズと生クリームを混ぜたものを型に流し込んで、『固める』という製法です。
そのため、 柔らかくクリーミーで冷やしたことにより、ひんやりした食感がさっぱりと食べやすいものとなっています。
「ウールーズ(HEUREUSE)」さんについて
2019年10月にオープンした比較的新しいカフェです。
店名の「HEURUSE」とは、フランス語で『幸せ』という意味です。
❝幸せ❞を意味する当店の店名にはお客様皆様への願いを込めています。
ストレス社会と言われ悲しいニュースが多い中少しでも、ちょっとでも一息幸せになれれば次へのアクションに勇気をだせるよう穏やかな時間をご提供しております。
https://heureuse.cafe/
写真の左手が入り口になっていて、入ってすぐ右がカウンター席になっていて、その反対側がテーブル席になっています。
四人掛けのテーブル席には、花瓶の中に花が飾られていて、おしゃれ感がありますね!
こちらがうかがったときのチーズケーキのメニューで、それぞれの写真と説明が記載されて、分かりやすかったです。
ドリンクは、コーヒーやカフェラテなどに加えて、単に様々な紅茶がありました。
また、花茶やジャスミン茶、煎茶、ほうじ茶、玄米茶などあまりカフェでは見かけない珍しいお茶がありました。
お店へのアクセスについて
最寄り駅は小田急小田原線の「新百合ヶ丘駅」です。
駅の北口を出て、ペデストリアンデッキを降り、ロータリー前の新百合ヶ丘駅前交差点の横断歩道を渡ります。
渡って左に曲がり、麻生署に向かって進みます。
そして、麻生署を過ぎて、突き当りを右に曲がり、一筋目を右に曲がるとすぐにお店が見えてきます。
歩いて約5分ほどの時間です。
お店の住所、営業時間、定休日、公式メディアなどについて
店名:ウールーズ(HEUREUSE)
住所:神奈川県川崎市麻生区万福寺1-7-1
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
電話番号:044-965-1616
地図:https://yahoo.jp/NkeZOKQ
公式HP:https://heureuse.cafe/
公式Twitter: https://twitter.com/intent/follow?original_referer=https%3A%2F%2Fheureuse.cafe%2F&ref_src=twsrc%5Etfw®ion=follow_link&screen_name=_h__r__s_&tw_p=followbutton
公式Instagram:https://www.instagram.com/_h__r__s_/
こちらで紹介したチーズケーキのいくつかはお取り寄せできます
お店のオンラインショッピングで、ホールで購入することができますよ!
テイクアウト限定の小さいホールサイズのケーキは冷凍してあって、冷蔵庫で4時間ほど解凍してから食べるそうです。
駅近くながら、落ち着いた雰囲気の中で、幸せなひとときを過ごせる「ウールーズ(HEUREUSE)」さん
駅から徒歩約5分という非常にアクセスのよい場所にあることから、少しうるさいかなと思うかもしれないですが、大きな道路から離れたところにお店があり、それが落ち着いた雰囲気を演出しています。
この中で、他のお店では味わえないチーズケーキを味わえるのは魅力的で、店名の通り、『幸せ』を感じながらこれらのチーズケーキを味わってみてはいかがでしょうか?
新百合ヶ丘には、他にも超有名なパティスリーが何件かあります。
「ウールーズ(HEUREUSE)」さんを訪れた際には、是非こちらも訪れてください。