『香り』が主役のケーキに出会える茗荷谷のお店「パティスリーレセンシエル(Patisserie L’essentielle)」

東京 洋菓子
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

東京、文京区にスパイスを匠に使い、『香り』を前面に推しだしたパティスリーがあります。

それのパティスリーは私が今、推している「パティスリーレセンシエル(Patisserie L’essentielle)」さんです。

「パティスリーレセンシエル(Patisserie L’essentielle)」さんのケーキ

ショートケーキと限定のシュークリーム

セゾンという季節のフルーツを使ったショートケーキや期間限定のシュークリームがあります。

スペシャリテのニソワ、人気のピスターシュ、そして珍しい梅を使ったケーキがあります。

さらには、ほうじ茶を使ったケーキなんてものもあります。

シューアラクレーム 350円(税込)

シューアラクレーム

カスタードクリームにトンカ豆を使ったお店のスペシャリテのシュークリームです。

シューアラクレームを食べての感想

シューアラクレームの断面

シュー生地の表面はクッキータイプで、サクッとした食感が特徴です。

中に進むほどしっとりとした生地になっています。

中のカスタードクリームはなめらかな舌触りで、甘味もあります。

そこにバニラビーンズの代わりに使われている『トンカ豆』の桜餅や杏仁豆腐の香りにも似たような香りが鼻の中を駆け抜けていくのがとても新鮮でした。

ちなみにトンカ豆はクルマバソウに似た強い甘い香りを放つクマリンという成分を多く含むことから香料や菓子に利用される。香り成分のクマリンという名称も、この種から抽出されたことに由来しています。

ニソワ 420円(税込)

ニソワ

ココナッツのムース、トロピカルフルーツのジュレにバジルの香りを加えたムースケーキ。

ニソワの側面、構成について

ニソワの断面

構成:(上)ココナッツムース+トロピカルフルーツのジュレ+ダックワーズ生地+ココナッツムース+ビスキュイ生地(下)

ニソワを食べての感想について

トップのココナッツムースはココナッツのまろやかさが食べやすくしてくれています。

トロピカルフルーツのジュレは南国を思わせる爽やかさがあって、サクサクっとしたダックワーズの甘さとも相性が良かったです。

トロピカルフルーツの風味主張してくる中、優しい味わいのココナッツムースとジュレの間の大葉が強く際立つ斬新なケーキでした。

カシシエ 500円(税込)

カシシエ

カシスのクリームに漬け込んだカシスを使い、スターアニスをアクセントにしたムースケーキです。

カシシエの断面、構成について

カシシエの断面

構成:(上)カシスクリーム+チョコレートビスキュイ生地+カシス、カシスムース+チョコレートビスキュイ生地(下)

カシシエを食べての感想

カシスクリームは甘味が優先しており、カシス感は下のムース部分が強いです。

カシスムースの舌触りはなめらかで、カシスの果実の食感が楽しくこの部分が最もカシスのあま酸っぱさが感じられます。

そして、チョコスポンジの少しビターな味わいがカシスの風味とのバランスが良かったですね。

ケーキのほとんどの部分にカシスを使っているため、カシスの甘酸っぱさが強く出ていて、そこのスターアニスの独特の香りがしっかりとする新鮮味のあるケーキでした。

トウシェ 450円(税込)

トウシェ

トンカの香りを存分に引き出したガトー。

お値段は450円(税込)となっています。

トウシェの断面、構成について

トウシェの断面

構成:(上)ビスキュイ生地+トンカ豆のムース+ビスキュイ生地+トンカ豆のムース+ビスキュイ生地(下)

トゥシェを食べての感想

しっとりとしたビスキュイ生地に、トンカ豆のムースがよく馴染んでいます。

トンカの杏仁豆腐のようなまろやかで優しい風味が口の中にやんわりと広がってきて、どなたでも食べやすいケーキに仕上がっていました。

フロレゾン 450円(税込)

フロレゾン

フランボワーズのムースにフランボワーズのジュレとフランボワーズをふんだんに使い、ピンクベリーで香りをつけたケーキ。

お値段は450円(税込)です。

フロレゾンの断面、構成について

フロレゾンの断面

構成:(上)フランボワーズのムース+フランボワーズのジュレ+ヘーゼルナッツのビスキュイ生地+フランボワーズのムース+ヘーゼルナッツのビスキュイ生地(下)

フロレゾンを食べての感想

口溶けまろやかなムース、よりフランボワーズの酸味が際立ったジュレとそれぞれ良さがお互いを打ち消すことなく、残っているのがポイント。

そこにヘーゼルナッツの芳しいビスキュイ生地が全体を覆い込んでくれ、香りづけに加えられたピンクペッパーはペッパーという名前とは裏腹に、刺激や辛味は感じられず、フランボワーズの酸味を際立てる名脇役になっていました。

フロマージュユズ 450円(税込)

フロマージュユズ

ゆずのクリーム、チーズのムースに山椒の香りをアクセントに加えたケーキ。

お値段は450円(税込)です。

フロマージュユズの断面、構成について

フロマージュユズの断面

構成:(上)ゆずのクリーム+チーズムース+ビスキュイ生地(下)

フロマージュユズを食べての感想

爽やかな風味が感じられるゆずのクリームがトップにあることで、すっきりとした気持ちで食べ始めることができます。

次に酸味とコクのあるチーズムースときて徐々に味わいが強くなって、最後はビスキュイ生地のしっかりとした食感が全体をまとめあげてくれていました。

ラムレザン 500円(税込)

ラムレザン

ラム酒のムースとショコラのクリーム、漬け込みラムレーズンそして、ラムとヴァニラの香りを加えたケーキです。

お値段は500円(税込)です。

ラムレザンの断面、構成について

ラムレザンの断面

構成:(上)ラム酒のムース+ビスキュイ生地+漬け込みレーズン、ショコラクリーム+ビスキュイ生地(下)

ラムレザンを食べての感想

ラム酒に漬けたレーズンに、ビターな味わいのショコラクリームとこちらは少し大人向けのケーキとなっていますね。

そこにヴァニラのほんのりとした甘味が加わって苦味の中に甘さもあるというのが全体の印象でした。

ロワイヤル 500円(税込)

ロワイヤル

紅茶のショコラブランのクリーム、マラデボワのジュレに紅茶、マルコポーロの香りを加えたケーキです。

お値段は500円(税込)となっています。

ロワイヤルの断面、構成

ロワイヤルの断面

構成:(上)クリーム+マラデボワのジュレ+紅茶のショコラブランのクリーム+ビスキュイ生地(下)

マラデボワとは、フランスで5月頃から出始める野いちごのことです。

また、マルコポーロは紅茶の種類です。

ロワイヤルを食べての感想

ショコラの奥深い味わいに紅茶の芳香な風味が特徴的なケーキで、終始紅茶の香りを堪能できるけーきとなっていました。

カンタンテ 450円(税込)

カンタンテ

濃厚なショコラのクリーム、さくさくとしたヘーゼルナッツのフィヤンティーヌ。

お値段は450円(税込)です。

カンタンテの構成について

構成:(上)ショコラのビスキュイ生地+ショコラのクリーム+ショコラガナッシュ+ヘーゼルナッツのフィヤンティーヌ(下)

カンタンテを食べての感想

なめらかさが特徴のショコラに重厚な味わいのガナッシュと全体的にチョコレートが主役のケーキ。

そこにさくさくっとした食感のフィヤンティーヌのヘーゼルナッツの風味がアクセントになって、始めと最後で風味の違いを楽しめるチョコレートケーキといった感じでした。

アルディッシュ 500円(税込)

アルディッシュ

アルディッシュ産のマロンとカシスのケーキです。

お値段は500円(税込)です。

アルディッシュの断面、構成について

アルディッシュの断面

構成:(上)メレンゲ、マロンペースト、ベリー等果実+カシスとザクロのコンフィチュール+マロンムース+マロンペースト+カシスを使ったビスキュイ生地(下)

アルディッシュを食べての感想

トップに飾られた白いメレンゲはサクっと口の中で溶けていくような食感で、そのメレンゲの下にトッピングされたマロンペーストはかなりの濃厚でまずマロンの香りがすぅっと広がってきます。

粘りが比較的ないカシスとザクロのコンフィチュールは甘酸っぱさがマロンの香りや味わいのアクセントとなっています。

マロンムースは滑らかな舌触りで、その味は下のマロンペーストと比べると軽めですが、香りはペーストに負けず劣らずといった感じ。

マロンクリームも同様にマロンの香りが強く、栗をそのまま潰して使用しているためかムースと比べて粘り気が強いので、こちらのほうが栗を食べているという気持ちにさせられます。

ここまで口の中が完全にマロン一色になっているのですが、最後に水分多目のカシス入りビスキュイ生地の酸味が全体を引き締めてくれていました。

このケーキを食べての全体的な印象としては今まで「マロン」を使ったケーキは「マロン」だけしか使ったモンブランのようなものしか食べたことがなかったのですが、それに加えて「カシス」のようなフルーツを組み合わせても美味しいなと実感しました。

サンマルク 450円(税込)

サンマルク

フランスの伝統菓子、ショコラとヴァニラのクリームに黒胡椒の香りを加えたケーキです。

お値段は450円(税込)です。

サンマルクの断面、構成について

サンマルクの断面

構成:(上)ソース+ビスキュイ生地+ヴァニラのクリーム+ショコラのクリーム+ビスキュイ生地(下)

サンマルクを食べての感想

ショコラとヴァニラのクリームは同じくらいの比率で構成されており、ショコラクリームのほうが舌触りは重たく、ヴァニラは軽やかな感じになっています。

最初にヴァニラのほんのりと甘さ、続いてショコラの少しビターな味わいときて最後に黒胡椒のスパイシーさがやってくるという伝統菓子の中に新しい風を吹き込んだそんなケーキという感じを受けました。

シトロンプラリネ 500円(税込)

シトロンプラリネ

レモンの爽やかなクリーム、さくさくとしたヘーゼルナッツのフィヤンティーヌにしょうがの香りを加えたケーキです。

お値段は500円(税込)です。

シトロンプラリネの断面、構成について

シトロンプラリネの断面

構成:(上)ナッツ、チョココーティングしたナッツ、チョコレートボールなど+レモンムース+レモン果汁を染み込ませたビスキュイ+レモンクリーム+チョコレートクランチが入ったプラリネ生地+ダックワーズ生地(下)

シトロンプラリネを食べての感想

レモンムースはこのケーキの中では最も酸味があって、口溶けは軽やかでした。

レモン果汁を染み込ませたビスキュイはシャキシャキした食感が楽しく、下層の舌触りのよいレモンクリームとの味わいが爽やかで美味しいです。

プラリネ生地、ダックワーズ生地には甘味がメインでレモンが使用されていないので、上の酸味メインのレモンを使用した部分との組み合わせが絶妙でした。

生姜の香りは抑え目に仕上げられているみたいで、最初の瞬間に香るので、後味には残らず、レモンの風味の引き立て役になっているのかなと思いました。

ピスターシュ 500円(税込)

ピスターシュ

ピスターシュのビスキュイ、ピスタチオのムースにキルシュ漬けのさくらんぼをトッピングしたケーキです。

お値段は500円(税込)

ピスターシュを食べての感想

しっとりのビスキュイ、なめらかなムースとコクのあるピスタチオに、淡い酸味のキルシュ漬けのさくらんぼがベストコンビです。

やはりピスタチオに果物の酸味の組み合わせは鉄板ですね!

シチリア 450円(税込)

シチリア

ブラッドオレンジのムース、ブラッドオレンジのジュレにタイムの香りを組み合わせたケーキです。

お値段は450円(税込)です。

シチリアの断面、構成について

シチリアの断面

構成:(上)ブラッドオレンジのムース+ブラッドオレンジのジュレ+ビスキュイ生地+ムースクリーム+ビスキュイ生地(下)

シチリアを食べての感想

ムース、ジュレにとふんだんに使ったブラッドオレンジの淡い酸味に、ライムの香りがアクセントのオレンジを使った珍しいケーキでした。

ゼン 500円(税込)

ゼン

ほうじ茶のオペラで、お値段は500円(税込)です。

ゼンの構成について

構成:(上)ショコラクリーム+ほうじ茶のビスキュイ生地+ショコラクリーム+ビスキュイ生地+ショコラクリーム+ビスキュイ生地(下)

ゼンを食べての感想

ビスキュイ生地からはほうじ茶の奥行きのある味わいがしっかりと感じられます。

そこに少しビターなショコラクリームが合わさり、ちょっぴりとリッチな日本らしいケーキでした。

キャラメルポワール 450円(税込)

キャラメルポワール

濃厚なキャラメルのムースリーヌ、洋ナシとオレンジそこにキャラメルの香りをアクセントに加えたケーキです。

お値段は450円(税込)です。

キャラメルポワールの構成について

構成:(上)キャラメリゼ+ビスキュイ生地+洋ナシ、キャラメルのムースリーヌ+ビスキュイ生地(下)

キャラメルポワールを食べての感想

カリッとした表面と、ほろ苦いキャラメルの味わいが最初にやってきます。

キャラメルのムースリーヌはキャラメリゼほどは苦味はなく、舌どけの優しいもの。

そして洋ナシの瑞々しい甘味がキャラメルのほろ苦さにより引き立っていて、両者のよさが活きているケーキでした。

ミストラル 450円(税込)

ミストラル

ペッシュサンギーヌとペッシュブランのムースにヴェルヴェーヌの香りを添えたケーキです。

お値段は450円(税込)です。

ペッシュサンギーヌは、すももの一種で真っ赤な果肉を持ち強い酸味が特徴の果物です。

また、ペッシュブランは桃のことです。

ミストラルの構成について

構成:(上)ペッシュブラン+ペッシュサンギーヌ、ペッシュブランのムース+ビスキュイ生地+ペッシュサンギーヌのムース+ビスキュイ生地(下)

ミストラルを食べての感想

ペッシュブラン、ペッシュサンギーヌともにみずみずしく、甘味たっぷりで、これらがケーキ全体の味わいを表現しています。

ムースは優しいなかにペッシュサンギーヌ、ペッシュブランの酸味がほどよく効いており、全体的にはフルーツの味わいが十分に感じられるケーキでした。

「パティスリーレセンシエル(Patisserie L’essentielle)」さんについて

茗荷谷にあるこちらのお店は、【文京区】×【ケーキ】で第9位(2020年3月14日)に位置するパティスリーです。

「牛島 源希」さんがオーナパティシエを務められています。

お店の名前である「レセンシエル(L’essentielle)」とは、『エッセンシャル(香り)、本質的な』という意味で、最後の最後まで味わってもらいたいという思いが込められています。

お店へのアクセスについて

最寄駅は東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」です。

駅から春日通り沿いに出て、茗荷谷駅前の交差点を右に曲がり、そのまま春日通り沿いを進みます。

小石川五丁目の交差点を左に曲がり、三筋目の角にお店があります。

駅からは徒歩約7分ぐらいですね。

お店の外観

お店は桜の名所である播磨坂を下ったところにあり、春には桜を見ながらケーキをいただける『絶好のロケーション』です。

お店の住所、営業時間、定休日、公式メディアなどについて

店名:パティスリーレセンシエル(Patisserie L’essentielle)
住所:東京都文京区小石川4-16-7
営業時間:10:00~19:00
定休日:木曜日
電話番号:03-6320-8669
地図:https://yahoo.jp/VoOy37
公式HP: https://www.lessentielle.info/
公式Facebook:https://www.facebook.com/patisserie.lessentielle/

「牛島 源希」シェフについて

高校を卒業後、地元である岡山県津山市の「Salon de the La Provence(ラ・プロヴァンス)」でパティシエとして修行を始められました。

世界的に活躍されている「青木 定治」さんとの出会いが大きな転機となり、東京に上京して「Patisserie Sadaharu AOKI paris(パティスリー・サダハル・アオキ・パリ)」で経験を積まれました。

「青木」シェフのもとで学ばれたので、ケーキの形が長方形型になっているのですね。

その後、渡仏、ニースの「KEISUKE MATSUSHIMA」で修行され、フランスの文化や素材がもつ『香り』の素晴らしさに感銘を受けられました。

これがお店のコンセプトになっています。

そして、2015年10月に「パティスリーレセンシエル(Patisserie L’essentielle)」をオープンされました。

「パティスリーレセンシエル(Patisserie L’essentielle)」さんのケーキを全身で感じられてみてはどうでしょうか

鼻で『香り』を、目で見て『美しい』、食べて『美味しい』という五感で楽しめるケーキを、桜並木が美しい播磨坂、絶好のロケーションで味わってみてください!

※お店情報やメニューなどは、当ブログ掲載時のものです。
ご不明な点はお店へご確認いただけますようお願いいたします。

なお、ブログ掲載の画像の無断使用は固くお断りさせていただいております。

※当ブログの情報に誤りがある場合、お手数ですがお声かけいただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました