神奈川スイーツ

新百合ヶ丘の行列のできる二大人気洋菓子店の一つ「パティスリー エチエンヌ(Patisserie Etienne)」

新百合ヶ丘には、神奈川県を代表する洋菓子店がいくつかあることから、地名のとおり、おしゃれな街です。

駅の北口と南口には駅から少し歩きますが、メディアなどに取り上げられ、連日行列の大人気洋菓子店がそれぞれあります。

今回紹介する北口の「パティスリーエチエンヌ(Patisserie Etienne)」さんと南口の「リリエンベルグ(Lilien Berg)」さんです。

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「パティスリーエチエンヌ(Patisserie Etienne)」さんのケーキ

「パティスリーエチエンヌ(Patisserie Etienne) 」のケーキ

ケーキは、左手前から時計回りにタンブラン、ガトーショコラ、ブラックマジシャンです。

注意点としては、このケーキをいただいたのは、2018年12月だったので現在販売されていないかもしれません。

タンブラン 490円(税別)

タンブラン

アーモンドのスポンジ生地にカスタードクリーム、季節のフルーツを挟んだプチガトーです。

・タンブランの断面、構成について

タンブランの断面

構成:(上)いちごのスライス、生クリーム+スポンジ生地+カスタードクリーム、いちごのスライス+スポンジ生地(下)

苺に生クリームを使っていることからショートケーキの一種ですね。

・タンブランを食べての感想

一番上の生クリームは少しピンク色で、いちごの風味が加えられた生クリームは軽い口溶け、かすかな酸味がスポンジ生地となじんでいます。

中央のカスタードクリームはバタークリームのような粘り気になっていて、優しい味わい。

これらのクリームは、アーモンドの風味のする甘さが控えめのスポンジ生地との相性も良いものです。

カスタードクリームを使っていることからフレジエのようなカスタードのまろやかさが特徴のケーキで美味しかったです。

ガトーショコラ 460円(税別)

ガトーショコラ

焼き方にこだわった、ふわふわガトーショコラにチョコチップクリーム、ヘーゼルナッツチョコレートで、デコレーションした独特な外観のプチガトーです。

通常のガトーショコラはスクエア型やホール型をしていることが多いのですが、こちらのガトーショコラはミサイルのようなすごいフォルムになっています。

・ガトーショコラの断面、構成について

ガトーショコラの断面

構成:(上)チョコレートチップ+チョコチップ入り生クリーム+ショコラスポンジ生地(下)

・ガトーショコラを食べての感想

ショコラスポンジ生地はカカオの深み、苦味が強く、ふわふわで、シフォンケーキのような食感がケーキ全体を優しくうけてくれてます。

花びらのようなチョコチップはカカオのビターな味わいがアクセントに。

その下にあるチョコチップ入りの生クリームは軽い舌触り、苦味は抑え目になっています。

チョコレートの深みが全体を占める中で、甘さが強調され、そのバランスの良さが美味しく仕上げられていました。

ブラックマジシャン 510円(税別)

ブラックマジシャン

チョコレートムース、クランブル、ナッツヌガーを使用したチョコレート好きにはたまらないチョコレートケーキです。

・ブラックマジシャンの断面、構成について

ブラックマジシャンの断面

構成:(外周部)チョコレートクランブル、(上)チョコレートソース+チョコレートムース+チョコレートクリーム(下)

上から下まで、全ての部分にチョコレートを使ったチョコレートオブチョコレートですね!

・ブラックマジシャンを食べての感想

外周部にトッピングされたチョコレートクランブルはサクサクとしたチョコクッキーに近いものになっています。

ケーキのなめらかな食感とのアクセントが良かったです。

トップのチョコレートソースは層が薄いながらもビター感が強く、さらにその下のチョコレートムースも甘さが控えめで、よりビターの味わいが強くなっています。

その下層のチョコレートクリームについては粘り気のあるもので、風味としてはキャラメルような苦味に加えて甘さもあります。

ガトーショコラよりさらにカカオの苦味が増して、言うなれば『大人のチョコレートケーキ』という印象を受け、男性にオススメです。

「パティスリー エチエンヌ(Patisserie Etienne)」さんについて

神奈川県の川崎市にあるこちらのお店は、【神奈川県】×【スイーツ】で第9位(2020年2月23日)に位置し、『食べログスイーツ百名店 EAST 2020』に選出されています。

こちらのお店は、「藤本 智美」さんと奥様である「藤本 美弥」さんご夫妻がやられており、お二人とも素晴らしい受賞歴をお持ちです。

それについては、後に書いています。

お店へのアクセスについて

最寄り駅は小田急小田原線「新百合ヶ丘駅」です。

駅の北口からペデストリアンデッキを降りて、そのまま正面を進んでいきます。

新百合ヶ丘駅北口、新百合ヶ丘駅入口の交差点を通りすぎ、しばらく歩くと左手に、マスターアリーナ新百合ヶ丘というマンション建物が見えてきます。

そのマンションの1Fにお店があります。

駅から歩くと約10分ぐらいの距離ですね。

お店の外観

お店の外観はシックな色合いで、お店の前にはテーブルと椅子があり、ここでイートインすることができます。

お店の特徴について

特徴として、特に大切にされているのが、『ケーキに使用する素材』です。

ケーキ作りにおける素材は、よいものをしっかりと使いたいとの思いから、『シェフ自らが、直接農家に足を運び、素材の味を活かし、基本に忠実に作ること』に重点をおいておられます。

焼菓子のギフトボックス
焼菓子ギフトボックス

ケーキ以外にも焼菓子、チョコレートなども充実しています。

お店のロゴマークには、羽をつけたピンク色の豚がデザインされています。

オーナーシェフである「藤本 智美」さんが、他の店とは一味違ったイメージキャラクターを思いつき、天使をイメージされたそうです。

「藤本」ご夫妻について

オーナーパティシエである「藤本 智美」シェフは「横浜プリンスホテル」に入社してから、パティシエとしての修業を積まれ、2003年にグランドハイアット東京ペストリー副料理長に就任されました。

1999年には「第七回内海杯技術コンクール」、「アルバジョンコンクール」のピエスアーティスティック部門で優勝。

「第10回クープ・デュ・モンド・デゥ・ラ・パティスリー2007」においては、総合優勝を飾るなど華々しい成績を残している実力派のパティシエさんです。

「藤本 美弥」さんも同じく、「横浜プリンスホテル」で経験を積まれ、数々の賞を受賞してきた実力派のパティシエールさんです。

また、スイーツアートデザイナーとして、国内外にいる著名人のオーダー作品も多数手がけるほど作品作りには定評があり、世界大会「ル・モンディアル・デザール・シュクレ」では、準優勝されています。

2011年8月に「パティスリー エチエンヌ(Patisserie Etienne)」を開店されました。

お店の住所、営業時間、定休日、公式メディアについて

店名:パティスリー エチエンヌ(Patisserie Etienne)
住所:神奈川県川崎市麻生区万福寺6-7-13 マスターアリーナ新百合ヶ丘1F
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日
電話番号:044-455-4642
地図:https://yahoo.jp/mJOTkg
公式HP:https://www.etienne.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/etienne0810/

新百合ヶ丘の人気パティスリーの代表「パティスリー エチエンヌ(Patisserie Etienne)」さん

駅から徒歩約10分ぐらいと少し離れているにも関わらず、評価の高いパティスリー。

店内には輝かしい受賞歴のオーナーご夫妻により生み出されたケーキ、チョコレートそして焼菓子などがたくさんあり、どれにしようか思わず迷ってしまいそうです。

そんな珠玉のスイーツを、是非味わってみてください!

新百合ヶ丘には、他にも超有名なパティスリーやカフェが何件かあります。

「パティスリー エチエンヌ(Patisserie Etienne)」さんを訪れた際には、是非お立ち寄りください。

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