大阪スイーツ

フランスに日本の和のエッセンスを組み込んだカヌレ専門店 「カヌレ ドゥ ジャポン ドゥドゥ(CANELÉ du JAPON doudou)堂島店」

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アニメ「四月は君の嘘」で主人公の好物として広まってから、ここ数年はグッと知られるようになったカヌレ。

そのもちもち感は日本人が好きそうな食感で、人気も高まっていますね!

そのカヌレを扱った専門店も近年増えてきて、大阪に『和の要素』を取り入れたカヌレ専門店があるのをご存知ですか?

今回はそのカヌレ専門店である「カヌレ ドゥ ジャポン ドゥドゥ(CANELÉ du JAPON doudou)堂島店」さんのカヌレをいただきました。

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カヌレって何?

「カヌレ」の正式名称は、『カヌレ ド ボルドー(cannelé de bordeaux)』という名前で、その名のとおり、フランスのボルドー地方で生まれたお菓子です。

言い伝えでは、18世紀にボルドーの女子修道院(Couvent des Annonciades)で修道女が作り始めたのが起源だそうです。

何故、修道女たちが作っていたのかとといいますと、ワインを作る過程で出る黄身を有効利用するというものです。

昔、ボルドーでは澄んだワインを作るために、オリ取りに卵白を使っていたそうです。
使うのは卵白だけなので、黄身が余るそうなのです。

この黄身を有効活用するために、つましい暮しを送っていた修道女たちがこの焼き菓子を作り始めたらしいですね。

「カヌレ ドゥ ジャポン ドゥドゥ(CANELÉ du JAPON doudou)堂島店」さんのカヌレ

定番のカヌレ
期間限定のカヌレ

お店で扱っているカヌレには三種類のカテゴリーがあります。

・定番のカヌレ
 しろ 120円
 くろ 150円
 きなこ五穀 150円
 抹茶ピスタチオ 160円
 ほうじ茶キャラメル(十~三月) 160円

・旅するカヌレ:日本各地の美味しい食材を使ったカヌレ
 天草 河内晩柑 160円

・季節のカヌレ:毎月1日に2種類ずつ、季節をテーマに彩り豊かなカヌレが登場
 ベリーベリー 170円
 キャラメルナッツ 170円

この日は8種類のカヌレが並んでいました。

お店に伺ったのは2020年3月14日(土)、ホワイトデーということもあって、セット販売のみの取り扱いでした。

今回は4個入り(620円、中身は選べないです)を購入し、その中身のカヌレ(しろ・きなこ五穀・ほうじ茶キャラメル・ベリーベリー)でした。

しろ、きなこ五穀、ほうじ茶キャラメル、ベリーベリー

一個あたりの大きさは小ぶりで、食べやすいサイズになっています。

カヌレ(しろ)

カヌレ(しろ)

フランス、ボルドー地方の伝統の味を再現したラムとバニラが香るカヌレで、120円です。

原材料名:牛乳、砂糖、卵、小麦粉、洋酒、バター、バニラ

カヌレ(しろ)の断面

「しろ」という名前のとおり、断面は白色ですね。

カヌレ(しろ)を食べての感想

生地は外はカリッと、中はもっちりとカヌレに共通する食感で、これがたまらないんですよね!

風味はラムの芳醇な味わいのあとに、バニラの甘味がやってきて、どちらも主張しすぎることなくベーシックなカヌレといった感じでした。

カヌレ(きなこ五穀)

カヌレ(きなこ五穀)

きなこの生地に五穀の穀物をあしらったどこかなつかしい食感のカヌレで、150円です。

原材料名:牛乳、黒大豆、砂糖、卵、小麦粉、洋酒、かのこ大納言、五穀米、白餡(白インゲン)、バター、きな粉、水飴

カヌレ(きなこ五穀)の断面

中の生地はしろと同じく白色で、きなこの芳しい香りがしてきました。

カヌレ(きなこ五穀)を食べての感想

生地は外はカリッと、中はもっちりとカヌレに共通する食感で、きな粉が練りこまれ、口の中で噛み締めると、その優しい味わいがやんわりと広がってきます。

上にトッピングされた黒豆はホクホク、五穀はシャキシャキとした食感でこの違いが楽しく、甘味と香ばしさがクセになりますね。

そして、その下にあるのは白あんで、フランス生まれのお菓子ですが、どことなく和菓子のような味が日本人受けしそうです!

カヌレ(ほうじ茶キャラメル)(販売時期は十~三月)

カヌレ(ほうじ茶キャラメル)

ほうじ茶とほんのり塩味のキャラメルの相性に出逢うカヌレで、十月から三月の期間限定、160円です。

原材料名:牛乳、砂糖、卵、小麦粉、洋酒、キャラメルフレーク(砂糖、グルコースシロップ(小麦を含む)、全粉乳、生クリーム、バター、食塩、乳化剤)、生クリーム、全粉乳、食物繊維(チコリの根由来)、バター、食塩、香料)、バター、ほうじ茶

カヌレ(ほうじ茶キャラメル)の断面

生地にはほうじ茶が練りこまれ、その色味が出ています。

カヌレ(ほうじ茶キャラメル)を食べての感想

生地は外はカリッと、中はもっちりとカヌレに共通する食感で、ほうじ茶のまろやかな味わいがしっかりと味わえます。

カヌレの上部にはキャラメルがトッピングされ、その塩気がほうじ茶の風味をより引き立ててくれて、こちらも和を感じられるカヌレでした。

カヌレ(ベリーベリー)(季節のカヌレ:3月)

カヌレ(ベリーベリー)

いちご、クランベリー、フランボワーズを使った心ときめく春のカヌレで、三月限定、170円です。

原材料名:牛乳、砂糖、卵、ドライクランベリー(アメリカ産クランベリー、砂糖、植物油)、小麦粉、ラズベリーピューレ(木苺、転化糖シロップ)、洋酒、バター、苺パウダー、水飴

カヌレ(ベリーベリー)の断面

断面にはラズベリーピューレなどが使われ、ラズベリーや苺の香りが食欲をそそります。

カヌレ(ベリーベリー)を食べての感想

生地は外はカリッと、中はもっちりとカヌレに共通する食感で、中にはラズベリーピューレなどが使われ、酸味よりも甘味の方が優っていますね。

上にはドライクランベリーがトッピングされていて、その食感と甘酸っぱさが印象的で、フルーツとカヌレの組み合わせの上手さに驚きでした。

「カヌレ ドゥ ジャポン ドゥドゥ(CANELÉ du JAPON doudou)堂島店」さんについて

こちらのお店はフランス生まれの『カヌレ』に、『日本の味と移ろいゆく季節』を重ね合わせた「日本のカヌレ」の専門店「カヌレ ドゥ ジャポン」さんの二号店で2014年11月1日(土)にオープンしました。

こちらで扱われているカヌレは、上でも紹介したようにいつでも楽しむことができる「定番のカヌレ」が5種類。

日本各地を巡り旬の美味しさに出逢う「旅するカヌレ」の1品は不定期での入れ替わり。

日本の四季を感じ、味わって頂きたいという想いから毎月1日にお目見えする「季節のカヌレ」は月替わりで2品、それぞれ個性豊かなカヌレが並びます。

お店へのアクセスについて

最寄駅は京阪「渡辺橋駅」でこちらの駅が一番近いです。

しかし、阪急各線「大阪梅田駅」、JR線各線「大阪駅」、JR東西線「北新地駅」、大阪メトロ四つ橋線「西梅田駅」からも多少歩きますが、行ける範囲でもあります。

私は「大阪梅田駅」から歩いて行きました。

まずは改札を出て、阪急百貨店を目指して進み、見えてきたら次は阪神百貨店の方面へと向かいます。

次は「西梅田駅」を目指して進み、その改札の横を通り、途中、JR東西線 北新地駅の案内を左手にして更に直進します。

するとドーチカが見えてきますので、そこをそのまま進み、C93出口から地上にあがりそのまま、堂島川の方面へ。

その手前、「パティスリーモンシュール堂島本店」さんのある通りを右に曲がりそのまま直進すると左手にお店が見えてきます。

一見すると雑貨店のようなお店の中へ入ると、店内はこじんまりとしていて、人が数人入ればぎゅうぎゅうになるほどのスペースです。

こちらのお店はテイクアウトのみとなっているので、ご注意ください。

お店の住所、営業時間、定休日、公式メディアなどについて

店名:カヌレ ドゥ ジャポン ドゥドゥ(CANELÉ du JAPON doudou)堂島店
住所:大阪市北区堂島浜2-1-13
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜日
電話番号:070-6508-8880
地図:https://yahoo.jp/TCvsVq
公式HP:http://canele.jp/doudou/
公式Instagram:https://www.instagram.com/caneledujapon/
公式Twitter:https://twitter.com/canele_jp

「カヌレ ドゥ ジャポン ドゥドゥ(CANELÉ du JAPON doudou)堂島店」さんの『和の素材』を取り入れたカヌレはお手軽サイズと価格で食べやすいです

フランス生まれのお菓子に、抹茶、ほうじ茶、小豆などといった日本ならではの『和の食材』を組み合わせた新鮮味溢れたカヌレを販売されている堂島の「カヌレ ドゥ ジャポン ドゥドゥ(CANELÉ du JAPON doudou)堂島店」さん。

価格帯は120円から170円とお求めやすく、サイズも小ぶりなので、色々な種類を食べ比べられるのも嬉しいですね!

※お店情報やメニューなどは、当ブログ掲載時のものです。
ご不明な点はお店へご確認いただけますようお願いいたします。

なお、ブログ掲載の画像の無断使用は固くお断りさせていただいております。

※当ブログの情報に誤りがある場合、お手数ですがお声かけいただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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