東京を代表する観光地、『浅草』。
その浅草観光スポット、浅草寺の雷門の門前に大正末期から続く創業90年以上の老舗の和菓子店、「亀十」さんがあります。
中でも看板商品である「亀十のどら焼き」を求めて、連日、開店前から行列ができています。
その理由の一つとして、こちらのお店は百貨店の催事にはほとんど出店しないということが挙げられます。
今回は、こちらで頂いたお菓子について紹介、また確実に購入できる方法を紹介したいと思います。
「亀十」さんの和菓子
名物のどら焼き以外には、最中(黒あん、白あん、栗あん)、黒糖を使った松風、おはぎなどの他に雷おこしやかりんとうなどが並んでいました。
さらに季節物として、桜まんじゅうという桜の葉をのせた春らしい限定和菓子もありましたよ。
次からは実際に食べた和菓子について紹介していきます。
亀十のどら焼き(黒あん)
北海道十勝産の小豆を使用した粒あんをふわふわの生地で挟んだどら焼きで、お値段は360円(税込)です。
どら焼きは写真ではわかりにくいと思いますが、かなり大きいです!
直径10cmぐらいのサイズかなと。
その生地は外観は一般的などら焼きとは異なる焼き色で、食べてみるとふわふわとした食感で、密に詰まった感じではないです。
どら焼きでこの食感は初めてで、新鮮でしたよ!
小豆はふっくらと柔らかく炊いたものを使用しており、しっかりとした甘さがあります。
そこにホットケーキのようなふんわり生地との美味しいハーモニーが味わえ、大きいサイズながらもペロリと食べられます!
亀十のどら焼き(白あん)
こちらは小粒のいんげん豆である手亡豆(てぼうまめ)を使用した珍しい白あんのどら焼きで、お値段はどら焼き(黒あん)と同じく360円(税込)です。
生地は黒あんのものと同じく、ふわふわ食感が美味しいものです。
白あんは黒あんと比較するとまったりとしており、口の中で徐々にとろけていくのが印象的です。
白あんのどら焼きは今回初めて食べたのですが、その舌触りや味わいの優しさはクセになりそうですね!
松風
どら焼きと同じく、北海道産小豆を使った粒あんを、沖縄産の黒糖を使った生地で包み込んだ和菓子で、一個あたりのお値段は260円(税込)です。
生地の表面が『松の木の幹に見える』ことから「松風」と命名されたそうです。
生地の食感は蒸してあることから、ふんわりもちっとして、蒸しパンのようでありつつもカステラのようでした。
北海道産小豆を丁寧に煮た黒あんは、小豆の食感がしっかりと感じられ、甘さも程よいものです。
生地の黒糖の風味を引き立てるために敢えて、その量を少なくしているのではないかと思われます。
食べた時の粒あんの甘さに、それに黒糖の香りのある蒸しパン生地により『新感覚の和菓子』ですね。
亀十最中(黒あん)
黒あんを最中の皮で挟み込んだもので、砂糖・もち米・あんこだけで作られたシンプルなもの。
創業当時からある和菓子で、お値段は330円(税込)です。
ご覧のようにあんこがびっしりで、皮で蓋が出来ていません。
あんこ好きが歓喜の声を上げそうですね!
黒あんは少し硬めになっていて、甘さがありながらもあっさりした印象の食感。
その黒あんの量から、とにかく食べごたえがありましたよ。
和菓子の代表格、「どら焼き」とは?
ここで和菓子を代表する「どら焼き」のルーツについて、 書いていきます。
それについては、諸説があって、「いつ」、「どこで」がはっきりしていません。
有力な説としては『銅鑼に似ている色と形だから』や『銅鑼を熱して、どら焼きを焼いたから』といわれています。
そして、現在のような「2枚の生地であんこを挟むようになった」のは、大正時代からだといわれています。
お店について
こちらのお店は、上野の「うさぎや」さん、東十条の「草月」さんとともに【東京三大どらやき】に数えられるどら焼きの名店です。
食べログの【東京都】×【和菓子】ランキングで「11位」に位置し、また【食べログ スイーツTOKYO 百名店 2020】にも選出されています。(2020年4月4日現在)
お店の歴史について
大正末期の創業以来、和菓子を90年以上作り続けている老舗の和菓子舗です。
お店の店名の由来は『亀は万年と言われるように着実に前に進むこと』と、『十という文字がめでたいという縁起を担ぐこと』からきています。
お店へのアクセスについて
お店は多くの人でにぎわう浅草雷門の目の前にあるので、電車もしくはバスで伺うのがスムーズでいいと思います。
電車の場合
お店の最寄駅は都営浅草線「浅草駅」、または東京メトロ銀座線「浅草駅」です。
「浅草駅」から徒歩数分の場所にあるということで行きやすいです。
また、雷門の目の前なので、迷うことなくたどり着けると思います。
バスの場合
基本的に「浅草駅」または「雷門」と名前の付くバス停で降りれば、どのバス停からでもお店へ行くことが可能です。
最寄りのバス停は「浅草雷門」で、都営バスまたは京成バスが停車します。
お店の前にも様々なお菓子が並んでいました。
看板商品のどら焼きは電話での取り置きができます
この記事の冒頭部分にも書いたようにお店は開店前から行列となっています。
そのため、朝早く行かないと「どら焼き」を購入できないと思われている方もいるかもしれません。
そこで確実に購入できる方法として、『お取り置き』という方法があります!
電話での予約になるそうですが、予約を断られてしまうこともあるそうです。
その理由としては、 手作りであるがゆえに1日の生産数は3000個が限界で出せる個数に限りがあるということです。
そのため、予約を断られてしまうこともあるので、どら焼きの予約をしたい日が決まれば、予約ができるかどうか、お店に電話で確認されることをおすすめします。
お店の住所、営業時間、定休日などについて
店名:お菓子司 亀十
住所:東京都台東区雷門2丁目18-11
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
電話番号:03-3841-2210
地図
※お店情報やメニューなどは、当ブログ掲載時のものです。
ご不明な点はお店へご確認いただけますようお願いいたします。
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どうぞよろしくお願いいたします。
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