2019年の12月には実に、数多くのクリスマスケーキを食べました。
その食べたケーキについては、ラグジュアリーホテルのものから有名パティスリーのものまで含まれ、中には6万円もする巨大タワーケーキもあって、圧巻でした!
また、種類についても定番のショートケーキから、チョコレートのムースケーキやピスタチオケーキなどの珍しいものまであり、実際に食べて、「こんなケーキもあるんだ!」という新しい発見もありました。
今回、有名ホテルのクリスマスケーキについて、お店の情報などを含め、ご紹介するので、まだ早いですが、今年のクリスマスケーキ選びの参考にしてみてください。
ホテルニューオータニ東京 パティスリーSATSUKI スーパークリスマスタワー
直径34cm×高さ52cmにもなる、こちらのスーパークリスマスタワーは、お値段なんと!
60,000円(税抜)となっていて、約30名分の見た目も圧巻のタワーケーキになっています。
・スーパークリスマスタワーについて
一番上の尖塔にはホワイトチョコレートを乗せ、その下には、SATSUKIの代名詞と言える特撰いちごのを使った「スーパーあまおうショートケーキ」、最高級マスクメロンの「スーパーメロンショートケーキ」が続き、 チョコレートシフォンケーキがきます。
そして、一番下の土台には、マジパンに包まれた、フルーツをたっぷりと使ったバウムクーヘン。
さらにその周囲には、高級シャンパーニュである「ドン・ペリニヨン」が入ったマカロンが飾られていて、かなり豪華なケーキです。
・圧巻のケーキカットの様子
次が土台のカット動画です。
・スーパークリスマスタワー実食
「スーパーあまおうショートケーキ」、「スーパーメロンショートケーキ」は、みずみずしさが際立つ苺やメロンに対して、くちどけ軽やかな生クリームの程よい甘さがよく合っていて、非常に食べやすいものになっていました。
土台のバウムクーヘンはバターのうまみが効いたしっとりとした食感が特徴的で、その名には程よい酸味のあるレーズンやオレンジなどのフルーツがこれでもかというぐらいたくさん入っていました。
そして、その周りをコーティングしたかのような白いものは、マジパンで、その甘い重厚な味が、うえ部分のケーキとまた、違ったものになっていて美味しかったです。
・ホテルニューオータニ東京について
こちらのホテルは、「帝国ホテル」、「ホテルオークラ」とともに『ホテル御三家』と称されいて、開業は前回の東京オリンピックの開催された1964年となっています。
グランシェフ(総料理人)を務める「中島 眞介」さんは、2002年に行われたWPTC(ワールドペストリーチームチャンピオンシップ)第1回出場し、日本代表チームとして総合入賞、飴細工部門優勝するなどの実力者です。
また、2009年3月に東京で開かれた「世界パティスリー 2009」では審査員を務められました。
「パティスリーSATSUKI」では、「中島」さんが考案したオリジナルケーキと焼きたてのパン約100種を楽しめるペストリーブティックとなっています。
住所:東京都千代田区紀尾井町4‐1
営業時間:11:00~21:00
電話番号:03-3221-7252(パティスリーSATSUKI直通)
公式Instagram: https://www.instagram.com/hotelnewotanitokyo/
公式Facebook: https://www.facebook.com/HotelNewOtaniTokyo/
パレスホテル東京 ペストリーショップスイーツ&デリ レンヌ
直径32cm×高さ53cmの大きさを誇るこちらのケーキの値段は70,000円(税別)で、限定数は5台。
「パティスリーSATSUKI」の「スーパークリスマスタワー」のさらに上をいっていました。
・レンヌについて
フランス語で「トナカイ」を意味するこちらのケーキは、北海道阿寒地域の濃厚な生クリームやコクのある甘みが特徴的な沖縄県産の黒糖、さらにフランス産のA.O.P.バターといった『最高級の素材』を厳選したプレミアムなショートケーキを土台にしています。
その上には、ホワイトチョコレートの飾りを乗せ、そして栃木県産の「スカイベリー」を贅沢に100粒トッピングした豪華なケーキとなっています。
・ケーキカットの様子
・レンヌ実食
ケーキの上にたっぷりと乗せられたスカイベリーは一粒一粒が大きくて、果肉のジューシーさがしっかりと味わえるものとなっていました。
三角錐のホワイトチョコレートは優しい甘さに、通常のチョコレートとは異なって、マジパンのような粘り気のあるものが入っているようで新鮮味がありました。
生クリームは程よい甘さがあって、フランス産のA.O.P.バターのコク深さが特徴のシンプルなショートケーキでした。
・パレスホテル東京について
まず多くの人が「帝国ホテル」「ホテルオークラ」「ホテルニューオータニ」の御三家を真っ先に思いつくと思いますが、世界的なトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」は、2015年から東京のホテル格付けを発表し、16年から4年連続で最高の5つ星を獲得している唯一の日系ホテルがこちら「パレスホテル東京」です。
しかも19年は、その中でも特に優れたホテルを表彰する「2019 Verified List」にも選出。
また、世界でトップクラスのホテル41施設の1つにノミネートと海外からの評価は御三家よりも高いです。
このような海外からの評価からか、2019年5月に来日したトランプ大統領が宿泊するホテルとして、選びました。
住所:東京都千代田区丸の内1-1-1 B1
営業時間:10:00~21:00
電話番号:03-3211-5315
公式HP: https://www.palacehoteltokyo.com/
公式Instagram: https://www.instagram.com/palacehoteltokyo/
公式Facebook: https://www.facebook.com/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E6%9D%B1%E4%BA%AC-339244972864621/
コンラッド東京 ノエル・フレーズ
直径 20cmと12cmの二段構成になっている限定10台のケーキで、値段は15,000円となっています。
・ノエル・フレーズについて
焼き上げたスポンジケーキの間には、ふんわり軽やかなホイップクリームといちごをはさんで仕上げ、その周りにはホワイトチョコレート。
その二段にもなるケーキの上部にはあまおういちご、ラズベリー、ブルーベリーなどをこれでもかというぐらい贅沢に使ったショートケーキです。
・ケーキカットの様子
・ノエル・フレーズ実食
あまおういちごはじゅわっと、ラズベリーとブルーベリーはじんわりといずれも瑞々しく、酸味がどれも感じられて、生クリームとの相性もよいです。
軽いくちどけの生クリームにフルーツの酸味がよく合い、しっとりとしたスポンジとの組み合わせもベストのシンプルなショートケーキです。
ほかのショートケーキと異なり、周囲に巻かれたホワイトチョコレートはホワイトチョコの優しい甘さがとても美味しく、マジパンのようなねっとりとした食感がクセになりましたね。
・コンラッド東京について
こちらのホテルはヒルトングループの最高級ブランドであるコンラッドホテルの一つで、東京汐留ビルディングの中にあります。
モダン・ラグジュアリーと日本らしさである和のデザインの組み合わせで、浜離宮恩賜庭園の前に位置し、庭園を望む景色は絶景である。
ホテルのペストリーシェフである「岡崎 正輝」さんは世界的な製菓コンクールで優勝や受賞経験があり、様々なスイーツを生み出されています。
住所: 東京都港区東新橋1-9-1
公式Instagram: https://www.instagram.com/conrad_tokyo/?hl=ja
グランドハイアット ルーブル
直径12cmのこちらのケーキは限定25台となっていて、お値段は23,000円です。
・ルーブルについて
チョコレートスポンジにアーモンドヌガーのガナッシュ、ナッツメレンゲのシュクセを何層にも重ね、オリジナルチョコレート「Grande H」をまとったピラミッド型のケーキ。
そこに美しい飴細工をかぶせたその名の通り、ルーブル美術館を模倣しています。
・ルーブル実食
飴細工はとても美しく、食べるのがもったいないくらいでした。
表面のチョコレートコーティングはカカオの濃厚な風味がしっかりとしていて、チョコレートケーキの印象を与えてくれていました。
ガナッシュはアーモンドの香ばしさにヌガーの重みのある味わいで少し飽きがきてしまうのが残念ですね。
しっとりとしたチョコレートスポンジはこのケーキの中では比較的軽めの扱いになっていて、これがある分、食べやすいかなといった感じを受けました。
総評として、がっつりと食べるのには不向きであるのかなと思いました。
・グランドハイアット東京について
六本木にあるラグジュアリーホテルで、六本木ヒルズに直結しているためアクセス良好、周りには映画館や美術館など文化施設がそろった使い勝手の良いホテルです。
ホテル内の「フィオレンティーナ ペストリーブティック」では、世界大会優勝のパティシエがスイーツなどを監修しています。
住所:東京都港区六本木6-10-3 グランドハイアット東京1Fロビーフロア
営業時間:9:00~22:00(ケーキ、タルトの販売は10:00~)
定休日:無休
公式HP:https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/
公式Instagram:https://www.instagram.com/grandhyatttokyo/
公式Twitter:https://twitter.com/grandhyatttokyo
公式Facebook:https://www.facebook.com/GrandHyattTokyo/
ANAインターコンチネンタルホテル東京 ピエール・ガニェールパン・エ・ガトー ブールドネージュ
横25cm×奥行8cm×高さ11cmのこちらのケーキのお値段は6,944円で、これまで紹介したケーキよりはリーズナブルなものです。
・ブールドネージュについて
「ブール・ド・ネージュ」とは『雪だるま』を意味し、ケーキのトップには チョコレートの帽子をかぶったスノーマンがのっていて、とてもかわいいですね。
口どけ滑らかなバニラムースにペカンナッツのプラリネクリームやヘーゼルナッツビスキュイを合わせたムースケーキになっていました。
・ブールドネージュ実食
周囲のバニラムースはくちどけ軽く、バニラの風味や軽快な甘みが特徴的で非常に食べやすいです。
プラリネクリームはナッツの香ばしさと甘みが感じられ、そこにヘーゼルナッツのサクサクとした食感がアクセントになって美味しかったです。
・ANAインターコンチネンタルホテル東京について
赤坂アークヒルズ内にある高級ホテルで、1986年に開業した全日空ホテルがもとになっています。
アクセスは地下鉄銀座線、南北線「溜池山王駅」の13番出口より徒歩1分、日比谷線「神谷町駅」の4番B出口より徒歩10分などとなっています。詳しくは公式HPをご覧ください。
「ピエール・ガニェールパン・エ・ガトー」は世界各国に23のレストランを展開する3つ星シェフ、「ピエール・ガニェール」氏がプロデュースするペストリーショップとなっています。
住所:東京都港区赤坂1-12-33
電話番号:03-3505-1111
営業時間:平日:7:00~22:00、土日祝は7:00~20:30
公式HP: https://anaintercontinental-tokyo.jp/
公式Instagram: https://www.instagram.com/anaintercontinentaltokyo/
公式Facebook: https://www.facebook.com/ANAInterContinentalTokyo/
公式Twitter: https://twitter.com/ANAICtokyo
ウエスティンホテル東京 ウエスティンデリ ノワゼットオランジュ
長さ26cmのこちらのケーキは「2018年に販売したところ、大好評だったので、今年も再登場ということになりました」とのこと(エグゼクティブペストリーシェフの「鈴木」さん)で、お値段は7,400円(税込)です。
・ノワゼットオランジュについて
ヘーゼルナッツのダックワーズ生地と、サクサクとした食感豊かなチョコレート生地を土台にオレンジクリームとミルクチョコレートクリームを合わせたブッシュ・ド・ノエル。
・ノワゼットオランジュ実食
ナッツやオレンジの明るい色合いのトッピングがいい感じですね。
その香ばしさや酸味がクリームによくあっています。
ミルクチョコレートクリームはミルクチョコの優しめの味わいに加えて、ヘーゼルナッツの香ばしい風味がありました。
そこにオレンジの酸味のしっかりと効いたクリームがうまくミルクチョコを引き立ててくれて、バランスが良かったように感じました。
ショートケーキのようなものではなく、少し大人のケーキに仕上がっていましたよ。
・ウエスティンホテル東京について
こちらは世界37カ国に展開している「マリオット・インターナショナル」が展開するホテルブランドで、東京都三田にあります。
2008年(平成20年)の6月11日から同月13日まで、G8司法・内務大臣会議の会場として使用されていました。
最寄駅はJR山手線「恵比寿駅」で約1kmとなっています。
住所:東京都目黒区三田1-4-1
電話番号:03-5423-7778
営業時間:10:30~21:00(ケーキ、ベーカリーの販売は10:00~)
公式HP: https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/tyowi-the-westin-tokyo/
公式Instagram: https://www.instagram.com/westintokyo/?hl=ja
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ ザ・ショップ N.Y.ラウンジブティック クリスマスショートケーキ
直径15cmで4,800円、直径18cmで7,200円となっています。
・クリスマスショートケーキについて
生クリームとスポンジに苺を使ったクリスマスバーションのショートケーキです。
・クリスマスショートケーキ実食
軽い舌触りの生クリームは程よい甘みで、そこに酸味たっぷりの苺と王道のショートケーキです。
ふんわりとした食感のスポンジの間には生クリームとスライスした苺が挟まれ、クリームの比率が多いのは生クリーム好きとしては非常に嬉しいですね!
・ホテルインターコンチネンタル東京ベイについて
こちらのホテルは港区にある高級ホテルです。
最寄駅は東京モノレール「浜松町駅」、JR各線「浜松町駅」で、駅から徒歩8分の場所にあります。
ザ・ショップ N.Y.ラウンジブティックはホテル内のペストリーショップで、「德永 純司」さんがエグゼクティブ シェフ パティシエを務めておられます。
「徳永」シェフは世界最高峰といわれるコンクール「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で準優勝(2015年)されたトップクラスのパティシエです。
住所:東京都港区海岸1丁目16番2号 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ 1F
ザ・ショップ N.Y.ラウンジブティック
電話番号:03-5404-7895
営業時間:11:00~20:00
公式HP: https://www.interconti-tokyo.com/
クリスマスにしか食べることのできないケーキがたくさんあります
今までなら15cmぐらいのホールケーキしかクリスマスには食べてこなかったのですが、今回はスイーツイベントに参加して、 クリスマスという大勢が集まるからこそ食べられる、通常では絶対に見ること、食べることの出来ないクリスマスケーキに出会うことができました。
そのどれもがいろいろと趣向が凝らされていて、甲乙のつけがたいケーキばかりでした。
今年もこんなケーキにもっとたくさん出会いたいと思いました。
・これ以外の有名洋菓子店のクリスマスケーキについてはこちらの記事をご覧ください!
コメント